軽い体の不調にはマッサージ
女性の体調不良には、セルフマッサージで改善を期待できるものもあります。デスクワークのキャリアウーマンや、育児中で授乳をするママは、肩凝りに悩まされる人も多いでしょう。同じ姿勢を続けることで、首や肩回りの血行が悪くなるため肩が凝り、深刻になると頭痛や目まいを引き起こすこともあります。
肩凝りを自覚したら、まず自分で優しくマッサージしてみましょう。首と肩に手のひらを当てて温める、片手をもう一方の肩に当ててじっくりと圧をかける、手を当てながら首を前後左右に動かすだけでも効果が期待できます。また、パソコン作業などが原因の眼精疲労では、こめかみのマッサージがおすすめです。
眼精疲労は頭痛や目まいの原因なので、長時間目を酷使している人は目を閉じ、手のひらを優しく瞼に当ててみましょう。さらに、セルフマッサージは女性に多い冷え性に良い場合も多いです。膝を立てて床に座り、ふくらはぎを下から上に向かって両手で揉みます。全身の血行が促進されるため、つま先や指先が冷え切る人や貧血気味の人は試してみましょう。
このように、セルフマッサージはさまざまな症状への効果が期待できるので、病院に行くほどではない程度の不調を解消するの良いです。ただし、マッサージするときには体のどの部位においても、力を入れて何度も繰り返すのではなく、ゆっくりと優しく気持ち良いぐらいの加減で行うことを意識しましょう。力を入れすぎると揉みごわりを起こすので、注意してください。